オオカミ男は
満月を見るとへんげしてしまうなんて
おとぎ話の世界では聞きますが
昔から満月というのは
我々人間にとっても、地球の自然環境にとっても特別だったのでしょう
潮の満ち引きであったり
植物が水を吸い上げる周期であったり
地球の衛星である月は我々の周りの環境と深い関わりがあり
何か、現代の文明でわかっている物以上のエネルギーを与えてくれているようにも感じます
山の獣にとっても
満月というのは特別なのでしょうか
不思議と月が新月から徐々に満ちてゆき満月の数日前後になると
獣道の足跡が濃くなったり
朝、猪の泥浴び場の水が濃く泥で濁っていたり
彼らの動きが活発になります
夜、暗い中で活動をしているので
満月の前後になると一晩中森が明るく照らされるこの数日は
歩きやすく、色々なものがより開放的に見えるようになり
大きく動くようになるということもあると思います
ですがそれとはまた別に
彼らなりに
夜昇る、大きく明るい満月に何かエネルギーや
気持ちの高鳴りを抱いているのかもしれないと
思わず考えてしまいます
今日は満月ですね